北名古屋水道企業団議会で、徳山ダムと犬山浄水場を行政視察してきました。
北名古屋市の水は、岩屋ダムを水源として、直接木曽川の表流水を犬山浄水場で取水し、北名古屋水道企業団に給水しております。水道水の約70%は県営水道から供給された水で、残りの30%は北名古屋市の地下水です。
近年は地球規模の気候変動の影響から、少雨化傾向?など雨の降り方が変わり、ダムに水が貯まりにくく、渇水がたびたび起っております。また、木曽川水系には水利権の問題があり、ある一定の水準になると木曽川の水を取水することが出来なくなります。
安定して水を供給できるよう新たに水源を確保するために計画されたのが、徳山ダムからの木曽川水系連絡導水路事業です。
名古屋市の河村たかし市長が、この導水路事業からの撤退を示したことが、北名古屋市や尾張の各市町にとって、大変な問題であります。多くの方に関心を持ってもらいたい問題です。