北名古屋市の知的障害者育成会の役員の皆さんの「声を聞こう」として、意見交換会をしました。
平成17年に成立した障害者自立支援法により、障害者福祉のあり方は、「福祉施設」から「地域福祉」へ、また、障害のある人たちの地域生活における自立に向けた支援へと大きく変化しております。
北名古屋市においては、平成19年4月に尾張中部福祉の杜が開設されましたが、障害者たちが自立するまでには、至っていないのが現状であります。
たとえば、障害者2級の方の年金は、月額67,000円、授産施設での労働賃金は6,000円ほどだそうだ。親御さんたちの心配は、年老いていく自分たちが、いつまで子供の面倒が見れるかである。この問題を解決するためには、公の施設でグループホームやケアホームを開設すること。また、労働賃金をUPさせることが必要であることが、意見交換会でわかりました。
市政クラブでは現在、24年度の施策要望を取りまとめています。地域福祉活動を推進事業を展開する中で、さらなる地域福祉の基盤整備を進め、知的、精神、心身等、障害者が安心して生活できる環境の確立を要望してまいります。
いずれにせよ、健常者と障害者が理解しあうことが大切である。市政クラブにおいてもしっかり話を聞き、研究をしてまいります。

